【UNIQLO U】ユニクロのセルビッジデニムの経年変化を見てみた。【約2年】
今回は僕が持っている唯一のセルビッジデニム、UNIQLO Uのデニムの経年変化を記録しておこうと思います。
UNIQLOのセルビッジデニムが発売された時は相当な衝撃で、高価なデニムの証でもある赤耳デニム(カイハラ製)がユニクロ価格で買えるという、コスパの良さ。
僕はUNIQLO Uで数シーズン定番展開していたセルビッジレギュラーフィットジーンズを2021FWで購入してから約2年間履いてきたので、どんな履き方でどんな変化をするのかをまとめておきたいと思います。
UNIQLOのセルビッジジーンズ
UNIQLO U セルビッジレギュラーフィットジーンズ。
僕が持っているのは、UNIQLO U2021AWのセルビッジレギュラーフィットジーンズ。
最近のUNIQLO Uではセルビッジジーンズの展開がなくなったので、インラインのセルビッジレギュラーフィットストレートジーンズと比較してみます。
UNIQLO U 2021AW セルビッジレギュラーフィットジーンズ。
UNIQLO セルビッジレギュラーフィットストレートジーンズ。
両者比較すると、ウエストはどちらも同じですが、ヒップやわたり幅、股上、裾幅はUNIQLO Uがややワイド。
実際にUNIQLO Uを履いているとヒップにゆとりはありますがワイド感はそこまで無く、リーバイスの501のようなトラッドな雰囲気があると思います。
股下はUNIQLO Uの方がかなり短めで裾上げ要らずとも言えますが、特に色落ち加工を施していないセルビッジデニムは裾上げ前提で履く人の身体に合わせた方がより良いフィット感が得られると思うので、これはインラインのデニムの方がいい部分かもしれません。
シルエット以外ではUNIQLO Uはリベットが無く、ボタンがシンプル等の細かな違いはありますが、オーセンティックなシルエットのデニムということでほぼ同じ立ち位置の製品と言えると思います。
僕の履き方
2021年の11月に購入してからの約2年間どのように履いていたかというと、
- 購入してすぐに糊は落とした。
- 最初の1年目は1〜2週間に1回履いて、3ヶ月に1回くらいのペースで洗う。
- 最近は2〜3週間に1回履いて、気分次第で洗う。(多分2ヶ月に1回くらい。)
- 洗剤も特に気にせず洗って、気にせず乾燥機にかけた。
という感じで、そこまで目をかけずに気楽に履いていました。
デニム以外のチノやスラックスも結構履きますし、激しいアタリやハチノスもあまり好みではないということもあり、結構洗っている方だと思います。
ちなみにウエストや丈の変化はほとんど感じていません。
実際にウエストと股下だけ測ってみたのですが、サイズ表と見比べてみるとどちらも-1cmでした。
素人の計測で±1cmは誤差範囲だと思いますので、あまり縮みにくい生地だったのかなと思います。
ですので、ユニクロのセルビッジデニムを日常使いした場合の経年変化ということで見て頂きたいです。
2年間での経年変化
フロント部分。
それでは実際に見ていきます。
このデニム購入当初の写真も少しですが過去記事に載っているので、よければそちらも合わせて覗いてみてください。
正面から見てみるとやっぱり派手な色落ちはしていないけれど、ジップやコインポケット、ベルトループなど、よく擦れやすい部分は色落ちしているのがわかります。
こういった色落ちが陰影に繋がるのがデニムの好きなところ。
生地に寄ってみる。
ユニクロのセルビッジデニムはカイハラ社共同開発で作られているという信頼がおけるもの。
ぱっと見はそこまで凹凸のある雰囲気はありませんが、よく見るとムラ感のある縦落ちや生地のざらつき感があります。
右ポケット部分がはっきりと色落ちしている。
右ポケット部分ははっきりと色落ちしています。
これはきっと僕の足を組む癖のせい。
右足を上にして足を組むことが多いので、この部分に皺が寄ってしまうことが多いんだと思います。
後から見るとこんな感じ。
他の部分と比べてみると座った時に接触する面積が多い分、バックポケット部分は全体的に白っぽく色落ちしている気がします。
バックポケットにはスマホを入れることが多いのですが、履いた回数に対してかなり洗っていたのでそういった色落ちは見られません。
擦れやすい部分は色落ちしている。
フロント同様、ベルト部分は白く色落ちしています。
また、ウエストヒップ部分はテンションがかかりやすいので、生地が伸びている感じもします。
インシーム部分。
アウトシーム部分。
インシーム、アウトシーム部分はそれぞれ縫い目に沿って色落ちし始めているという感じ。
特にアウトシーム部分は赤耳のアタリが薄く見えるのがちょうどいい色落ちで好みです。
パキッと色落ちしたデニムがあんまり好みじゃないので、一番好きな部分かもしれません。
裾部分。
裾のところはチェーンステッチに沿ってパッカリングの色落ちができています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
色落ちの仕方としては白っぽく落ちていく感じだったので、同じカイハラでもAPCのエイジングされたデニムと比較するとちょっとのっぺりとしているのかなという印象。(イメージですが。)
僕がはっきりとしたアタリやハチノスが好みじゃないのもあってですが、気楽に履いて気楽に洗える身近なセルビッジデニムなのかもしれません。
個人的には履いていたペースにしては結構色落ちしていてかっこいいなと再認識しました。
これが3990円で買えるのはすごい、、
このブログでは他にも暮らしをちょっとよくするものやことについて紹介していますので、よければそちらも覗いてみてください。
お読みいただきありがとうございました。