読んでよかった本。【2020年12月】
毎月恒例(にしたい)読んでよかった本シリーズです。
1月、2月が忙しそうなので意識的に本を読んだつもりでしたが、それでも少なかったです、、笑
書評ではないですが、そんな中でもよかったなと思う本を紹介させていただきます。
妻に捧げた1778話
「狙われた学園」などで有名な眉村卓先生の作品です。
余命一年を宣告された奥様に向けて、小説家である先生は毎日一篇の小説を書き続けました。なんと総数1778篇。その中から選ばれた19篇が収録された、エッセイと小説を合わせたような作品です。
これは高校生の時に買って、積んでしまっていた本の一つでしたが、今読んでよかったと思える本でした。普段小説を読んでいて感じることの少ない、小説家本人の人間味や雰囲気のようなものを感じ取れる作品です。
医療従事者を目指す者としては、大切な人を見送る人の深いところではなく、垣間見えるものを読み取れるような作品でした。
三国志全一冊合本版(吉川英治歴史時代文庫)
これは読み始めたのは実は9月ごろなのですが、12月にようやく読み終わりました笑
横山光輝先生の三国志漫画の原作となった小説です。
この本を初めて読んだのは小学生の時で、横山先生の漫画が面白すぎて、原作が気になって頑張って読んだ記憶があります。それからというもの、自分が読みたい部分だけ読むことはあったのですが、なんせ超大作なので全部読み返すことはなく10年ほど経ちました。
今になって読んだきっかけはキングダムを読んだこと。キングダムはずっと読んでいるのですが、読んでいるうちに沸々と、三国志を読みたい欲が湧いてきてしまい、再びこの超大作に手を出してしまいました笑(キングダム読んでいる人はわかると思いますが、取り上げている時代は異なります)
改めて読破して思うのは、とにかく長い、そして長いのに飽きないということです。
心に響く名言もたくさんありますし、やっぱり曹操かっこいいな、、と懐かしく読めます笑
Kindleで読める時代になってよかったと思う作品でした。
進撃の巨人
いよいよ連載終了が発表された進撃の巨人です。
ぼくは本だけでなく漫画も大好きで、完結直前ですがランクインさせてしまいました。
今一番面白い漫画の一つだと思うので、話が難しくて途中離脱した人たちは是非読んでみて欲しいです。
週刊ではなく月刊連載なので、考察が楽しいボリュームなのもいいです。(毎月衝撃の連続です)
読み返してわかる一コマの伏線であったり、すごく作り込まれた話の構成にとても惹かれてしまいました。
どんな終わり方をするのか楽しみに追い続けます!
まとめ
以上、今月の読んでよかった本でした。今月から一年かけて三国志を読んでみるというのも面白いかもしれませんよ、、!
進撃の巨人は本当に作り込まれていてで、ぼくの大好きな漫画の一つなので完結が待てず挙げさせてもらいました笑
先月分もよければご覧下さい。
お読みいただきありがとうございました。