この本を読むとフィルムカメラを始めたくなる。
ぼくがフィルムカメラを始めた理由は以前にもお話しさせていただきました。
しかし、何事も難しいとされるのが継続です。フィルムカメラを続けている理由は楽しいからに他ならないのですが、フィルムカメラをもっと好きになるきっかけになったものもいくつかあります。
今日はそのうちの一つを紹介したいと思います。フィルムカメラ初心者や、まだフィルムカメラを持っていない人にもおすすめできる本です。
この本はタイトルの通り、フィルムカメラをこれから始める人に向けて、フィルムカメラの魅力と、フィルムカメラの性質や使い方を解説しています。そんなこの本の良かったところを、ぼくがフィルムカメラで撮った写真とともに紹介したいと思います。
魅力的な写真。
ぼくは経験も腕前もまだまだなので、皆さんの心を揺さぶるような作例をお見せできるかは自信がないのですが、この本には心を揺さぶられるような作例とカメラがたくさん出てきます。
それもプロのフォトグラファーによる、フォトブックとしても楽しめる位魅力的な写真たちです。
フィルムカメラの疑問。
フィルムカメラは今となっては過去の時代のものと感じる人もいるでしょう。デジタルカメラ全盛の現代では、昔は常識だったであろうフィルムカメラの使い方や注意すべきことについて、てんでわからないということも珍しくありません。
例えば、空港での手荷物検査では、職員にフィルムがあるのでX線を通さないで欲しいとお願いした方がいいよ!と紹介してくれています。少し考えれば確かにその通りなのですが、ぼくはきっと飛行機に乗ったら最後現像してもそのことに気が付かなかった気がします笑
そのような、初心者が知らない常識を、丁寧に基本的なことから教えてくれているのでとても助かります。
多種多様なカメラたち
一言でフィルムカメラと言っても、それにはたくさんの種類があります。
一眼レフ、二眼レフ、コンパクトAF、フルマニュアル、AE、ズームレンズ、ハーフカメラなどなど、それぞれのカメラを分類分けする言葉はたくさんあり、その言葉の数だけカメラには特徴があります。
言葉一つ一つの意味を追っていても、完全な初心者からすると、フィルムカメラは難しそうとなってしまいかねません。
この本では、たくさんの作例を載せていると紹介しましたが、たくさんのカメラごとに紹介しています。そのジャンルを代表するカメラの歴史と性能、使い方を紹介し、作例を掲載。その上で似たジャンルのカメラを紹介するという形式をになっています。
この書き方がとてもわかりやすくて、おしゃれな雑誌を読んでいるかのようです。
まとめ
ぼくがこの本を読んだのはフィルムカメラを初めて3ヶ月ほど経った後でした。少し慣れてはいましたが、まだまだ初心者なので、一つ一つがとても面白く、どんどん撮影欲とカメラへの物欲が湧いてくるような、素晴らしい本でした。
フィルムカメラに興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。
お読みいただきありがとうございました。