【UNIQLO U】セルビッジジーンズの洗い方。色落ち、縮み具合を紹介します。

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Ryota
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Ryotaです。

先日、UNIQLO Uのセルビッジジーンズを購入しました。

UNIQLOからセルビッジジーンズが登場してからかなりの期間が経ち、注目度も落ち着きつつあると思うのですが、相変わらず評判の良いアイテムですよね。

2021AWのセルビッジジーンズはシルエット含めてすごく気に入ったので、このデニムの魅力と、セルビッジジーンズの洗い方、縮み具合についてお話ししたいと思います。

※2年後の経年変化を記事にしてみました。




セルビッジとは


UNIQLO Uのセルビッジジーンズの“耳”。

まずはそもそも”セルビッジ”とは何かについてです。

セルビッジデニムというのは、旧式力織機で織られたデニム生地のことで、生地の端っこがほつれないように縫い合わせた、“耳”と言われる部分のことを“セルビッジ”と呼びます。

リーバイスのジーンズなど、この“耳”を赤い糸で縫いつけていた製品が多かったため、“赤耳”という通称で呼ばれることも多いです。

ジーンズの裾をロールアップしたときにセルビッジの耳がデザイン的にアクセントになるという側面もあります。

しかし、この旧式の力織機は生産効率が悪くコストがかかるので、現在ではあまり扱われていません。

しかし、旧式の力織機で織られたセルビッジデニムにしかないメリットもいくつかあります。

それは、ヘビィオンスの生地が織れること、もう一つが独特の凹凸ムラによる風合い、色落ちが楽しめることです。

こういった、作るのに手間がかかっていて、長く使い込むことで経年変化を楽しめるところがセルビッジデニムの魅力だと思います。

UNIQLO U セルビッジレギュラーフィットジーンズ


UNIQLO U セルビッジレギュラーフィットジーンズ。

そんな希少なセルビッジジーンズを3990円で作ってしまうのがユニクロの恐ろしいところです。

ちなみに生地は日本製、カイハラ社という広島県の有名なデニムメーカーが開発しています。

セルビッジジーンズはインラインでも販売されていたり、+Jなど他のコラボラインでも登場するアイテムですが、個人的に毎度気になるのはUNIQLO Uのものでした。

ヒップ部分の革パッチもなく、ウエストボタンもロゴがないミニマルなデザインで、綺麗なシルエットがかっこいい。

(革パッチがなく、フランス人のルメール氏とのコラボということで、数年前はA.P.C.デニムと比較する方もいたような記憶があります。)


バングラデシュ製。

また、2021AWではコインポケットのデザインが変わり、少し太めでストレートめのシルエットにアップデートされたことで、リーバイス501xxのシルエットに似た使いやすいシルエットになっています。

試着してみると裾の長さもぴったりで、シルエットがすごく気に入ったので購入しました。

価格なりだなと思った部分は生地の厚みでしょうか。

あくまで他ブランドのセルビッジデニムと比較した時ですが、生地の厚みは薄めに感じました。

また、僕はサイズ感が合ったので良かったのですが、裾上げ済みの製品なので、足が長い方は使えない製品だと思います。


172cm 60kgの僕は29サイズがぴったり。

価格を考えれば十分ですし、使い勝手のいいデニムだと思ったので個人的には満足です。




セルビッジジーンズの洗い方

セルビッジジーンズは、購入当初は糊がついたままになっています。

これは生地を織る過程で織りやすくするために付けられているもので、通常は最初にこの糊を落としてから履き始めることになります。

糊を落とす前は見た目もハリがあって、履いていると少しゴワゴワするのですが、糊を落とすとテロテロとして柔らかくなるので、履き心地の面からも糊を落としてから履くのがいいと思います。

また、ジーンズは履き込むことと洗うことを繰り返すことで、自分だけのシワや色落ちといった風合いを楽しむことができます。

※注意点として、多くの糊付きデニム(リジットデニム)の中でも生デニムは、洗うと縮むことが多いのでそれを見越したサイズ選びをするべきなのですが、UNIQLOのセルビッジジーンズは防縮加工が施されているので、糊がついた状態でサイズを合わせれば大丈夫です。

まずはジーンズを裏返して、型が崩れないようにフロントのボタンやジッパーを閉じます。


裏返してボタン、ジッパーを閉める。

次にお湯(40℃くらい)を張って、ジーンズをお湯の中につけます。

ジーンズが浮いて来ないように重石をして、2時間弱放置します。


お湯に沈める。


浮いてくるので重石をしておくと良い。

お湯が黄色・茶色っぽくなっていたら糊が落ちている証拠です。

糊が落とせたらジーンズを洗濯機へ。色移りを避けるため、ジーンズ単体で洗うのが吉です。


2時間後。デニムが水を吸っている。


分かりにくいが、お湯が茶色っぽくなっていた。

ここでジーンズの中に残っている糊を含んだ水を洗い流します。

丁寧に行う方はデニム用洗剤を使ったり、ネットに入れたりすると良いと思いますが、僕は洗剤なし、ネットなしで洗いました。

洗い終えたらジーンズを乾燥させます。この時も裏返しのままで、変なシワがつかないようにしっかり伸ばして、浴室乾燥をかけながらぶら下げておきました。


裏返しのままで乾燥させる。

たたんだ状態で乾燥するとその部分にシワがよっても嫌なので、伸ばした状態でぶら下げておくのが1番安全だと思います。

洗った後の縮み、色落ち具合

乾燥を終えたら完成です。

洗ったことで履き心地もすごく柔らかくなって、生地の目が詰まったのでやや生地が厚くなったような質感になりました。


パリッとしていた生地が柔らかくなった。


柔らかくなったがもちろんヨレてはおらず、適度なハリ感が残る。


裾はあまり変化なし。色落ちもほとんどなかった。

縮み具合ですが、サイズ的に気になった部分はありませんでした

スウェットを洗った後に着ると少しピチッとする感覚になると思いますが、そのぐらいの変化で、ちょっと履いているとすぐに馴染んできます。

UNIQLOのセルビッジジーンズは洗わないで履き始める人もいるみたいなのですが、こだわっているわけでないのならば一度洗ってから履くのが良いと思いました。

まとめ


オールシーズン履ける、使いやすそうなジーンズ。

今回はUNIQLO Uのセルビッジジーンズについてお話ししました。

ストレートタイプの綺麗なジーンズを持っていなかったので大満足です。

ユニクロは現在感謝祭中なので、今購入を検討するのもありかもしれません。

このブログでは他にも暮らしをちょっと良くするものやことについて紹介しているので、よければ他の記事も覗いてみてください。

お読みいただきありがとうございました。

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