読んで良かった本。【2021年1月】

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Ryota
Ryota
Ryotaです

最近は大学が忙しくなってきて、あまり本を読めていないです、、

ですので、実質1月前半に読んで良かった本の紹介になります。

それではいきましょう。

タタール人の砂漠

1940年に出版された、古典小説です。何年か前に雑誌で紹介されていて、読みたいとメモだけしていたのをようやく読みました。

「タタール人の砂漠」と呼ばれる国境を守るための砦に新人兵が赴任。北方の敵、タタール人から国を守るための砦だが、そのタタール人は遥か昔に滅んでいるのが周知の事実、というのが作中の設定。つまり、誰も攻めてくることのない砦を守り続ける、無意味な仕事といえます。そんな砦から帰ろうとする新人兵に巻き起こる出来事から物語が動き出していく、、という小説です。

結論から言うと、非常に面白かったです。古典小説なので、設定や言い回しなど、読みやすくはない部分もあったのですが、あっという間に読んでしまいました。その理由は、現代の僕たちにも当てはまることが多かったからだと思います。

若い僕たち大学生や、新米社会人にもありがちであろう、「何のためにここにきたのか」「僕はこのままでいいのか」という葛藤。そんな思いを抱えながら、ダラダラと何もせず数年が経ってしまった人。「一生このままでいいのか」と思いつつも、「いつの日か何かが起こるかもしれない」という期待。

挫折や不条理さを知った人間が何を期待・幻想しながら生きるのかというのがテーマになっているように感じました。

読み終わってからAmazonレビューを見ると評価も4以上と高く、頷けるレビューが多かったので、またいろんなレビューを読んでから再読したい一冊です。

そして生活はつづく

星野源さんの書いたエッセイのうち、初めて書かれたものです。

「働く男」を以前に読んでから、他のエッセイも読みたいと思っていたので、年始に読んでみました。

読んでみると、星野源さんの歌詞や、ラジオからも伝わるような、何気ない、くだらないことが面白い。派手な生活の面白さではなく、何気ない日常の面白さが伝わるエッセイです。

コロナの影響もあって、だらだらと同じことを繰り返す毎日になりがちな今こそ、本当に読んで良かったと思える一冊でした。

ワンピース

ワンピース1000話突破記念で約70巻分無料でジャンプ+で読むことができたので、年末年始に最新話まで一気に読んでしまいました笑

新世界編までは読んだことがあったのですが、初期の名場面は相変わらず感動のシーンがたっぷりで面白かったですし、新しくなるにつれて、話が複雑になり、歴史物を読んでいるかのような面白さがあるなと思いました。

とりあえず一周しただけなので大きなことは言えないですが、”Dの意志”や”月”、”シャンクスの腕”など、いろんな伏線や謎をどう回収していくのかも含め、連載が楽しみです。

ワの国の次は最終章ということもあって、毎週追っていこうかなと思います笑

少年ジャンプ+

まとめ

今月というより年末年始に読んだ本という感じでした笑

特にタタール人の砂漠はおすすめの小説なので、気になる方は見てみてください。

先月の読んで良かった本もこちらに紹介しています。

読んでよかった本。【2020年12月】

お読みいただきありがとうございました。

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