3年間iPadだけで勉強した大学生が思うデメリット【3000時間】
皆さんiPadで勉強していますか?
前回の記事ではiPadで勉強するメリットとともに、皆さんにiPadで勉強するべきだ!と紹介させていただきました。
ぼくは医療系大学に通っていて、全ての講義をiPad Pro+Apple Pencilの組み合わせで受けてきました。毎日6時間は講義があり、その後復習をしてきたことを考えると、毎年1000時間以上、つまりここまで3000時間以上iPadで勉強してきたことになります。
本日はその経験から思うiPad勉強のデメリットをお話ししたいと思います。
- 目が疲れる
- 電子機器(iPadなど)に初期投資する必要がある
- 必須ではないが教科書をデータ化する手間がある
- (人によるけど)本は紙で読みたい
目が疲れる
ぼくは全ての勉強をiPadでしているので、毎日6時間以上iPadを見ていることになります。
これを多すぎると感じるかどうかは人それぞれですが、確実に目のケアを考える必要があります。ぼくは眼精疲労向きの目薬や、蒸気で温めてくれるアイマスクなどを使って、目のケアをしています。
毎日6時間以上iPadを見る大学生がおすすめするアイケアグッズ。
毎日PCを仕事で使用している社会人の方ならあまり変わらないかもしれませんが、急に全ての勉強をデジタル化する学生の方は疲れ目や肩こりを感じるようになると思うので、ケアを欠かさないことが大切です。
電子機器(iPadなど)に初期投資する必要がある
勉強道具にいくらまで投資できるかは人それぞれです。
ぼくが通う大学は、ここで勉強することが将来に直接関わるので、勉強道具にする投資は惜しんではいけないと思い、ここを気にすることはありませんでした。
ですが、効率よく勉強するためにiPadを買うのではなく、iPadで勉強するためにiPadを買ってしまうと、この投資が惜しく感じると思います。
iPadでの勉強を、シャーペンと紙の勉強と同じぐらい自分のものにするにはそれなりの時間がかかります。ぼくはiPad勉強をお勧めしますが、それは今自分がしている勉強にどれだけ本気度があるか次第だとも思います。
必須ではないが教科書をデータ化する必要がある
iPad勉強のメリットとして、教科書や参考書を持ち歩かなくて済むということをお話ししました。しかし、これを実現するためには、そのpdfデータをiPadに取り込む必要があります。
電子書籍版が販売されている本ならいいですが、多くの医学書のように単行本版しかないものは「自炊」する必要があります。自炊とは本や紙をスキャナーでスキャンしてデータ化することです。
この作業をしないとiPadだけで勉強することは難しく、iPadを電子ノートとしてしか使えなくなります。(それでも十分便利だとは思いますが)
(人によるけど)本は紙で読みたい
Kindle本に興味はあるけど電子書籍に慣れれるか心配で買っていないという人はいませんか?
iPad勉強もそのような懸念はあると思います。
ぼくの大学では7割以上の同級生がiPadを勉強に使用していますが、「教科書は紙で読みたい」という人も多くいます。
教科書の自炊はしたけど結局紙で読むことにしたということになっては、もったいないと思う人もいるでしょう。
iPadをノートにしたり暗記帳代わりにするなどは慣れが解決すると思いますが、やはり「本は紙派」の人には勉強のデジタル化は逆効果なのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以上がぼくが感じたiPad勉強のデメリットです。
どれも無視できないデメリットだとは思いますが、勉強への本気度と、そのための効率化への意欲次第で、これらの壁は乗り越えられると思います。
iPadで勉強してみたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
お読みいただきありがとうございました。