【2020年版】iPadで勉強するために必要なアプリ7選。

ぼくは医療系大学に通う3年生なのですが、大学生になってからの約3年間、「iPadで効率よく勉強する」ということを意識して勉強してきました。その結果、成績を維持しつつ、効率よく勉強できたおかげで、サークルやアルバイトとの両立もできています。
そんなぼくが、どのようにiPadで勉強しているかを紹介するために、普段から勉強に使っているアプリをまとめてみました。
各アプリの簡単なぼくの使い方も紹介しているので、合わせてご覧ください。(詳細な使い方は長くなってしまうので、別記事でUP予定です)
全員必須!スタメンアプリ
Good Notes 5
言わずと知れたノートアプリ界の王様です。iPad初心者からヘビーユーザーまで使っているアプリですね。
iPad+Apple Pencilを購入した人はまずこのアプリの購入を検討するのではないでしょうか。デジタル機器を使った勉強をこれから始める方はこのアプリがないと始まらないと思います。
他のノートアプリと比較した大きな特徴がそのUI(ユーザーインターフェース)で、アナログのノートの使い心地を損なわないままデジタル化しています。
他のノートアプリは、パソコンソフトのようなUIをしていたり、アナログのノートを再現しようとするあまりデジタルの良さを生かしきれていないことがあります。
Good Notes 5 はその辺りのバランスが素晴らしいので、シェアも多いのでしょう。iPhone、macとも同期可能です。
ぼくの使い方
ぼくの使い方を簡単に紹介すると、まとめノート(講義ノート・資料とは別)の作成と、教科書や問題集のリーダーという役割の2点です。
詳しくは長くなるので別の記事でご紹介しますが、今まで本棚に入れていたような紙媒体を全てこのアプリに入れているといった感じです。
これがないと始まらないアプリの一番手です。
Tick Tick
これは無料から使えるタスク管理用のアプリです。このアプリのいいところは、タスク管理・習慣化・ポモドーロタイマーという3つの機能がこのアプリ1つで利用できるところです。
勉強にも使っていますが、勉強以外でも、ぼくの生活には欠かせないアプリです。iPhone、macとも同期可能です。
ぼくの使い方
毎朝起きて歯磨き、洗顔、髭剃り、検温を終わらせたら、Tick Tick の習慣タスクをチェックします。
その後、タスク管理の項目に移って、今日やるべきことや、近日中にやるべきことを入力します。そこから一日が始まるといった感じです。
これは毎日の使い方なのですが、勉強用のタスク管理にも使っています。今日やるべき勉強範囲を把握するためにも必要なアプリです。
タスク管理アプリ続かないんだよな、という人も、ぼくはこれの有料版を購入してから欠かさず続けられているので、ぜひ無料版から試してみてください。
Anki
これは、暗記帳アプリです。他のアプリと比べて馴染みがない人が多いかもしれません。
暗記帳を作る機能では、問題ページと回答ページを作成できます。暗記帳に取り組む機能では、自分の中で答えを考えて、簡単、正解、不正解の3つの中から選んで答えます。
ここまでは普通の暗記帳アプリなのですが、このアプリのすごいところはこのあとで、選んだ答えによって、次にその問題が出てくる頻度が決まっていくのです。簡単を選べば2日後まで問題が出てこなかったり、不正解だと10分後にまた出てきたりします。
このようにして、自分の問題への正答率や、内容の定着率の統計が取られていくので、自分の苦手な分野の整理にもつながりますし、不正解が多い問題は何度も出てくるので、定着しやすくなります。iPhone、macともクラウド同期できるので、iPhoneで問題を解けるのが便利です。
ぼくの使い方
ぼくは講義の予習復習とは関係のない学習の時に使っています。例えば、薬理学で、薬の名前と効果を対応させたかったり、病理学で病理組織像と組織像に写るものを対応させたかったりするときです。普通の暗記帳代わりなので、英単語や化学式の暗記とかにも使えると思います。
普通の暗記帳と違うのは、自分がわかっていないことを洗い出してくれる能力があること。
効率よく暗記していきたい人には是非ともお勧めしたいです。
あると便利。なアプリ
Notability
詳しくはこちらの記事でお話ししています。
このアプリも Good Notes 5 と同様ノートアプリです。Good Notes 5 との違いは大きく2点で、パソコンソフト寄りのUI(ユーザーインターフェース)と、録音機能がついていることです。
UIについては好みもあるので、実際にデモ動画などを見て選ぶしかないと思うのですが、録音機能は非常に強力な機能です。
ノート作成画面で録音ボタンを押すと、周囲の音声を録音しながらノートを作れます。後でノートを読み返すときに録音した音声を再生すると、自分が書いたメモが、音声のどの時間で書かれたかがわかるのです。
ノートアプリを講義メモに使いたい人や、議事録がわりにしたい人にはとてもおすすめです。iPhone、macとも同期可能です。
ぼくの使い方
大学のほとんどの講義がオンライン講義になってから本領発揮できていないのですが、講義ノートに使っていました。
教授の講義音声と合わせて、自分のメモした時間がわかるので、講義の復習をしているときによくあった、「思い出す」時間がなくなりました。
オンライン講義ではあまり活かすことはできないかもしれませんが、講義ノートとして非常に強力なノートアプリなので、対面講義が再開している方はぜひお試しください。
Adobe Scan
これは書類スキャナーアプリです。Adobeクラウドにスキャンした画像が保存されます。自動で撮影→補正まで行ってくれるのですが、その精度が非常に高い上に無料で使えるので、スキャナーアプリの中ではこれがおすすめです。
ぼくの使い方
対面講義を行っていた頃は、講義資料として配られる紙資料をスキャンしてPDF化し、ノートアプリに取り込むために使っていました。
オンライン講義になってからは、紙に書いたレポートやスケッチを撮影、PDF化して提出することを求める講義があるので、そのときにこれを使っています。
iPad版もインストールしていますが、カメラ機能を使うのに取り回しがいいiPhoneで使っています。
Panecal / 電卓Pro
これは電卓アプリです。iPadはiPhoneと違って、純正で電卓アプリが入ってないので、いざというときに困らないように入れています。前者が実際の関数電卓に近いもので、後者がiPhoneの電卓に近いものです。
デザインが純正に似ていて使いやすいのは後者ですが、関数電卓として使いやすいのは前者です。
電卓アプリとして特別優れているという点はないですが、普通の電卓が使えるということが大事なので、インストールしています。
ぼくの使い方
講義や勉強中、電卓が必要なときに使います。
医療系学生は必須なアプリ
ヒューマン・アナトミー・アトラス
これは人体の解剖学的知識を調べるためのアプリです。勉強の効率化に役立つアプリではないのですが、解剖学を学ぶ人は入れていて損はないアプリなので紹介しました。(ぼくの大学でも周囲の人はみんなインストールしています)
解剖学の図鑑的に使うことができますし、人体解剖の実習がある方は、予習復習にも便利だと思います。
ぼくの使い方
解剖学を勉強していてわからないことがあったときにこれを使って調べています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ぼくがiPadで勉強するときになくてはならないアプリを紹介しました。どれも使い方に合えば、非常に便利なので、参考になったら嬉しいです。
今後これらアプリの使い方や、iPadでの勉強に関する情報を発信していく予定なので、興味がある方はお待ちくださいませ。
お読みただきありがとうございました。
