【Roolei35 AF】僕が2024年に欲しいフィルムカメラ。
僕がフィルムカメラにハマったのは丁度コロナウイルスが流行し始めた頃。
その頃から僕の1番のお気に入りカメラはRollei35T。
tessarレンズを搭載した初代モデルであるRollei35とほぼ同じ特徴を持ったモデル。
これがあまりにも気に入ったので、当時の廉価版とされるRollei35Bも手に入れる始末。
コンパクトさと写りの良さといった機能面と、デザイン性や撮影する際の手順といった理屈じゃないロマンの部分が合わさって、僕の大好きなカメラになっています。
※Rollei35については語り出すとキリがないので、気になる方は以前書いた記事をのぞいてみてください。
実は、そんなRollei35をAF化して発売するという情報が出ているのです。
しかも発売は2024年。
よっぽど高額でない限り手に入れたいと思っているモデルですし、久しぶりにワクワクするものなので、現時点で出ている情報に触れつつ、気になることや期待することをまとめておきたいと思います。
Rollei35AFについて
Rollei35は1967年にドイツで誕生しZiessレンズを搭載したコンパクトフィルムカメラ。
目測式のMFカメラで沈胴レンズということもあって、慣れるまでやや撮影するのが小難しいですが、慣れてくるととても扱いやすいカメラです。
そんな歴史があり、多くの人に愛されてきたカメラを現代で新発売させようという企画がRollei35AF。
ポラロイドカメラのSX-70の修理等を行ってきた香港のカメラメーカーであるMINTが開発メーカー。
ブランドを使用するにあたりRolleiから許諾を得て開発しているらしい。
実際に公式サイトも開設されていて、MINTのサイトではRollei35AFの開発情報も報告されている。
現時点の情報から推察すると、Rollei35AFはRollei35の外観をモデリングした現代のコンパクトフィルムカメラというのが正しそう。
MINTの公式サイトを覗いてみると、フィルムの装填方法も同じようだし、外観サイズはほとんど一緒。
沈胴式かどうかはまだ不明だが、外観での不満は全くなさそう。
細かい部分が気になる人は、是非公式のティザーサイトやMINTの更新情報をチェックしてみて下さい。
Rollei35AFの気になるところ
ここからはRollei35ユーザーとして、ちょっと気になっているところを3つ書きたいと思います。
一つ目は35mmという焦点距離。
Rollei35AFのレンズは絞りはF2.8~16で5枚構成のレンズであるようで、Zeissレンズではないがそんなに気にすることでもないと思いたいです。
唯一気になるのは、Rollei35の焦点距離は40mmでこの35mmでも50mmでもない絶妙な画角が好きという方も多いんじゃないでしょうか。
例えばコンパクトデジタルカメラの中でも人気なGRシリーズではGRⅢ(28mm相当)とGRⅢ(40mm相当)の二つの選択肢があるように、40mmはスナップ向きの焦点距離なのでしょう。
実際に使っていく中でこの画角の違いがどのくらい気になるかは微妙なところだが、Rollei35の魅力の一つだとも思うので少し不安なところ。
もう一つがAF化の弊害。
Rollei35はそのコンパクトな筐体で電子制御なしに35mmフィルムを撮影できるようにしたために、撮影するまでにレンズを引き出してロックし、目測で焦点を合わせて絞りと露出をいじり撮影するという面倒な手順があります。
現代の技術でAF化することでこの手順がなくなり撮りたい時に撮りやすくなりそうだが、この手順にもロマンがあるのです。
決められた手順で機械を操作するのには筆舌し難いロマンがあると感じ、このカメラの魅力の一つになっていると思うので、シャッタースピードをいじれたりレンズが沈胴式だったりすると嬉しいなあと想像しています。
最後に気になるのは価格。
現在円安な世の中ということもあり、さまざまな製品の価格が値上げされています。
新作のフィルムカメラは世の中にそう多くないので、実際の値段がどのくらいになるか想像しにくいし、大手メーカーのデジタルカメラも後継モデルが登場するたびにその全てが値上がりしているように感じるのは気のせいじゃないはずです。
現時点の情報を見る限りでは、どんな値段でも欲しい!と思うカメラなのですが、少しでも手の取りやすい価格で発売してくれると嬉しいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は僕が今年絶対に欲しいカメラのRollei35AFについてお話ししました。
気になった方は公式サイトにメールアドレスを登録しておくと、今後の情報を追いやすいと思います。
今年の2月に、“Rollei35の初期ロットを購入する権利があなたにはありますよ〜“というようなメールが届いたので、購入を検討している人もチェックしておいた方がいいかもしれません。
いずれにせよ新しい情報が楽しみだ。
このブログでは他にも暮らしをちょっとよくするものやことについて紹介しているので、よければそちらも覗いてみてください。
お読みいただきありがとうございました。