【OLYMPUS PEN FT】唯一無二のハーフ一眼レフカメラ。
今回はぼくのお気に入りのカメラを紹介したいと思います。
ぼくがいつも持ち歩いている、相棒のようなカメラと言えばRollei35なのですが、今回取り上げるのはOLYMPUSのPEN-FTというフィルムカメラ。
こちらもRollei35同様かなり古いフィルムカメラですが、2022年の今使っていて楽しいカメラです。
そんなPEN−FTの特徴を簡単に取り上げつつ、ぼくが気に入っているところを簡単に紹介したいと思います。
OLYMPUS PEN-FT
OLYMPUS PEN-FT。
まずはOLYMPUSのPEN-Fシリーズについて簡単に説明したいと思います。
OLYMPUSのPEN-Fシリーズと言えば、ハーフカメラでありながら一眼レフという、沢山の種類があるフィルムカメラの中でも唯一無二の特徴があるカメラです。
ハーフカメラというのは、35mmフィルムの通常なら一コマ分のフィルムを縦分割して二コマ分として撮影するカメラで、24枚撮りのフィルムなら48枚、36枚撮りのフィルムなら72枚撮影ができます。
このようなハーフカメラは同じくOLYMPUSのPEN-EEシリーズや、RICOHのオートハーフが有名で、コンパクトなサイズ感と露出が固定なことによる使い勝手の良さが特徴的です。
ですが、そんなハーフサイズカメラでありながらフルマニュアルの一眼レフという、カメラは市場でも他に普及しているものは見当たりません。
一眼レフにしてはコンパクトで、シャッターボタンの高さがボディと揃えられていたりと見た目にもこだわりが感じられるところも人気が高いポイントではないでしょうか。
ハーフカメラは今の時代にこそ輝く
一コマに二枚写るのがハーフカメラ。
フィルムカメラを趣味としている人や、フィルムカメラに興味がある人の中で共通認識の懸念点といえばフィルムの値段の高さではないでしょうか。
ぼくがフィルムカメラを始めたときは一番安いフィルムが業務用100というフィルムで、一本300円以下で買うことができましたが、今はKodakのcolorplus200というフィルムが最も安く、それでも約500円します。
現像代まで考えると、一枚一枚のランニングコストが安いに越したことはありません。
そんな中、ハーフカメラは、先述の通り24枚撮りなら48枚、36枚撮りなら72枚撮ることができます。
つまり、一枚あたりの価格が半額になるのです。
フィルムカメラがお金のかかる趣味になってきている今、ハーフカメラこそ現実的な選択肢になってきている気がするのです。
ハーフサイズ×一眼レフの面白さ
ハーフサイズ×一眼レフカメラ。
OLYMPUS PEN-FTの最大の魅力といえば、やはり一眼レフカメラであること。
ハーフサイズでありながら、ファインダーを覗きながらボケ感を出した写真を取ることができるのが最大の魅力です。
ぼくは同じくハーフカメラのPEN-EE3も持っているのですが、出来上がる写真は正直別物。
ボケ感と奥行きを感じる写真を取りたければPEN-FTを選ぶほかないと思います。
個人的には見た目の可愛さもかなりお気に入りのポイント。
暑い時期は首に下げて、寒い時期はコートのポケットに入れて散歩するのが楽しいカメラです。
簡単に作例
少しだけですが、簡単に作例を載せておきます。
まとめ
唯一無二の、持っていて損のないカメラ。
いかがでしたでしょうか。
ハーフカメラということでついつい現像まで時間がかかり、タイムカプセルになりがちなぼくのPEN-FTですが、お気に入りのカメラの一つです。
市場でもかなり数が多いモデルなので、探せばまだまだ手の届く値段で見つかりやすいと思います。
他のフィルムカメラを持っていたとしても全く被ることのない特徴を持ったカメラなので、気になる方は是非早めに探してみてください。
このブログでは他にも暮らしをちょっと良くするものやコトについて紹介しているので、良ければそちらも覗いてみてください。
お読みいただきありがとうございました。